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2023年度入試の状況

2023年度の関西圏中学入試もwith コロナの中、実施されました。前年度の入試における特徴は「安全志向」「午後入試・後受け入試の激化」でした。ここ数年、第一志望校に約3分の1しかご縁をいただけない現状の中、コロナの影響で十分な受験勉強ができず、「無理をさせたくない」という親の心理もはたらき、社会全体が「安全・安心」を優先する環境のもと、合格の可能性がより高い中学校を受験するご家庭が多く見られました。

「安全志向」は、いわゆるトップ校と呼ばれる学校群では、2022年度入試において、そろって受験者数を減らす結果となりましたが、軒並み一昨年やコロナ前に戻っています。ただ、それらトップ校に次ぐ上位校・人気校では、ここ数年難化の影響からか、受験を回避する動きが見られ、受験者減の学校が多くなりました。

「関関同立」をはじめとする「大学附属校」人気については、2016 年度の大学入試より実行された「大学合格者数抑制策(定員の厳格化)」以降、いわゆる「大学附属校」の人気に拍車がかかりました。ここ数年右肩上がりだった附属校人気が、2022年度入試で、いったん足踏み状態となりました。トップ校と同様に「安全志向」のような動きが多く見られたとは言え、受験者数そのものは多く、人気の高さは変わりないものでした。そして、2023年度入試においては、「関西大学系」「立命館系」「甲南系」等の難化が加速しました。今後も「大学附属校」の人気が下がることは考えにくく、これまでより一層の受験準備が必要となるでしょう。 ※「提携校」「継続校」など、「大学附属校」ではないが、さまざまな形で特定の大学へ進学を後押しする仕組みもあります。

「午後入試・後受け入試」は「うちを第一志望とする受験生に複数回のチャンスを」「他校(上位校)の併願で」「定員を1 名でも多く充足させたい」など、各中学校のさまざまな学校運営戦略のもと、関西でも「午後入試・後受け入試」は周知のものとなっていて、今後も同様に実施されるものと思われます。解禁日(土曜)とその翌日(日曜)の2日間で、半数近くの学校が入試終了となり、受験生も2日間で計3、4回の受験はもはや普通になってきています。これらを上手に活用することにより、さまざまな併願パターンを検討できます。 我が子を何年間も通わせたいと思える学校を、各ご家庭の教育方針に照らし合わせながら、「あの学校も良いなあ、この学校も良いなあ」と複数校持てることは、理想論かもしれませんが、多感な小学生が12歳の挑戦をする上ではとても大切なことです。

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