関西学院中学部 入試分析 2022年度

従来の2日間入試が1日勝負となり、さらにはA・B日程という2度の受験チャンスが設定されたのが3年前。当時は男子と比べた女子の倍率の高さが衝撃的であったが、この3年で徐々に男女差が縮まり、ついにはA日程で同等、B日程では男女の倍率が逆転した。

ただ、相対的には男女ともに高倍率の人気校であると言える。入試問題については、算数・国語は大きな変化がなかったが、理科では初めてプログラミングに関する問題が出された。

A日程が易しく、B日程が難しいとも限らないが、受験者層のレベルを考えると、やはりB日程の方が厳しい戦いになる。第一志望校を関西学院とする場合、他の学校以上に「過去問の対策」が重要となることはまちがいない。

当映像は、進学館独自の視点で入試問題を分析し、皆さまにご説明するセミナー「中学入試 分析会」から一部をピックアップしたサンプル版です。本編映像は、冊子「中学入試分析会資料」の特典としてご覧になれます。資料は以下のボタンからお申込みください。

関西学院中学部
算数の出題傾向・対策

2020年度の入試よりA・B日程ともに時間は60分、配点は200点となったが、問題の形式は例年通りであり、変わっていない。

大問1は計算が4題、大問2は一行問題が5題、大問3~6では途中の式や考え方も書き残すよう指示がある。問題用紙はどちらの日程も1枚で、計算を書き込むようなスペースはほとんどない。その代わりに計算用紙を1枚配布される。

昨年の入試では、それまで出題頻度の少なかった「ニュートン算」や作図を必要とする「立体の影の問題」が出され、今年も「立体の切断」に相当する問題が珍しく出題された。こういった高度なテクニックを要する問題も関学対策として必要になってきている。

14年連続で出題されているグラフの問題は、3年続けてA・B両日程で出されている。大問3~6で書き表した式などは、正解しなくとも部分点につながる可能性があるので、限られたスペースでもコンパクトな字でしっかり書き、自分の考えをうまく採点者に伝える意識が重要である。

関西学院中学部 算数分野別出題バランス
中学受験専門 進学塾「進学館」の冬期講習2021

関西学院中学部
国語の出題傾向・対策

A日程・B日程ともに文章題2題の構成で、文章の種類は論理的文章と文学的文章の2種類だった。例年と異なり、大問は文章題の2題のみで、文法・知識問題は文章題の中で問われる形式となっていた。

大問数は少なくなったが、文章量は増えており、問題数は例年に比べて多く、記述問題の数が増えていた。

問題構成は例年通り記述問題を中心としており、「できるだけ文中のことばを使って答えなさい」という条件が付いているものが多い。そのため、文章内から短時間で答えの根拠となる箇所を探せるように練習をしておきたい。

また、字数が指定されていない問題が多いため、解答欄の大きさから必要な字数を推測し、正しい解答を導き出す力も必要となる。漢字の書き取りについては両日程ともに18問出題された。確実に得点源にするために、語彙力を高めておく必要がある。

また、文法・知識問題も文章題の中ではあるが例年通り問われているので、過去問を通じてしっかり対策しておきたい。

関西学院中学部 国語分野別出題バランス

関西学院中学部
理科の出題傾向・対策

  1. 出題内容
    物理・化学・地学が1題ずつ、生物が2題の計5題の出題であった。小問数は53問で大きな変化はなかった。記号問題が多いのも例年通りであった。
  2. 昨年までとの比較
    生物はメダカと、食用の魚に関する問題が出題された。地学は台風についてで、中盤からの風速・風向の記録からさまざまな分析をさせる問題は、関学受験生にとっては難しく感じられた一題であった。化学は身近な水溶液を題材に、実験・観察に関わる定番的な標準問題であった。物理は電流で、標準的な内容ではあったが「プログラミング」に関する出題が初めて見られた。
  3. 対策
    学校教科書に載っている生物や実験・観察については、細部にわたって身につけておくことが必要である。また、計算は標準レベルの問題演習で十分対応できる。また、今年度の台風のように、例年、気象・天体現象やノーベル賞などの時事問題が見られるので、入試直前に確認しておきたい。
関西学院中学部 理科分野別出題バランス
進学館 9月期募集
進学館 体験授業受付中

関西学院中学部
入試結果:2022年度

男子

  A日程 B日程
募集人数 65名 25名
志願者数 213名 257名
受験者数 206名 203名
合格者数 78名 42名
実質倍率 2.64倍 4.83倍
  A日程 B日程
算数 国語 理科 算数 国語
受験者平均点 128/200 138/200 65/100 331/500 116/200 125/200 246/400
合格者平均点 -/200 -/200 -/100 -/500 -/200 -/200 -/400
受験者最高点 200/200 180/200 90/100 451/500 184/200 179/200 346/400
合格者最低点 -/200 -/200 -/100 354/500 -/200 -/200 287/400

女子

  A日程 B日程
募集人数 35名 15名
志願者数 126名 171名
受験者数 120名 136名
合格者数 45名 36名
実質倍率 2.67倍 3.78倍
  A日程 B日程
算数 国語 理科 算数 国語
受験者平均点 128/200 151/200 65/100 344/500 119/200 142/200 266/400
合格者平均点 -/200 -/200 -/100 -/500 -/200 -/200 -/400
受験者最高点 192/200 192/200 84/100 453/500 200/200 194/200 379/400
合格者最低点 -/200 -/200 -/100 369/500 -/200 -/200 304/400

関西学院中学部
入試要項:2022年度

  A日程 B日程
募集人数 男子 65名 25名
女子 35名 15名
選抜方法 算・国・理・面接 算・国
出願期間 12/6 ~ 1/7
試験日程 1/15 1/18
合格発表 1/16(web) 1/19(web)
※本年度、面接は中止
  A日程 B日程
算   数 200点(60分) 200点(60分)
国   語 200点(60分) 200点(60分)
理   科 100点(45分)
合   計 500点(165分) 400点(120分)

関西学院中学部
大学合格実績:2021年度

高校卒業生:369名

関西学院大学への合格者数

商学部 75 理工学部 12
経済学部 70 国際学部 25
法学部 20 文学部 28
社会学部 50 人間福祉学部 25
総合政策学部 17 教育学部 15
神学部 0 合計 349

国公立大学・私立大学への合格者数

神戸大 4
大阪大(現役) 1 (1)

関西学院中学部
過去の入試結果データ

年度 男子 女子
受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点 受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点
2020 A日程 189 80 2.36 355/500(71.0%) 146 46 3.17 371/500(74.2%)
B日程 172 43 4.00 280/400(70.0%) 155 24 6.46 307/400(76.8%)
2021 A日程 183 78 2.35 358/500(71.6%) 125 46 2.72 385/500(77.0%)
B日程 174 44 3.95 307/400(76.8%) 131 30 4.37 328/400(82.0%)
2022 A日程 206 78 2.64 354/500(70.8%) 120 45 2.67 369/500(73.8%)
B日程 203 42 4.83 287/400(71.8%) 136 36 3.78 304/400(76.0%)

※スマートフォンは横スクロールでご覧ください。

2023年度版 中学入試分析会資料(予約申込)

当サイトに掲載している分析レポートを無料で進呈!
2023年度版は、現在予約受付中です。
進学館の入試分析会映像の視聴と入試問題の解説がダウンロードできる特典もございます。この機会に是非、お申し込みください。
※進学館メインステージを受講いただいている小4~小6の方はお申し込み不要です。

お申し込みはこちら

中学受験入試分析レポート&入試問題・解説集
中学受験専門 進学塾「進学館」のオンライン入塾説明会
中学入学前に必読の一冊!「中学受験後に気になる99のこと」2021-入学前~夏休みまで-