神戸女学院中学部 入試分析 2020年度

昨年度の実質倍率が、過去5年における最高値である1.65倍であったのに対し、今年度は1.57倍とやや減少した。どの教科も得点差が現れやすい良問で構成されており、合格者最低点と合格者最高点の差が126点と近年で最も大きかった。

科目別に見ると、算数では軽減税率を題材にしたトレンドの問題が出題される一方、何度も過去問で出題された典型題も見られた。国語は詩の出題がなく、漢字が例年より多く出題されたことが目立った。理科は昨年度に引き続きグラフなど作図の問題が多く出題された。社会は2年続けてニュースを題材とした出題があったが、その他は例年通りだった。
総じて、難問の取捨選択と基本・標準レベルの問題をきっちり合わせる力を身につけておきたい。

神戸女学院中学部外観写真

神戸女学院中学部
算数の出題傾向・対策

大問数や形式に変化はなく、今年度もすべての問題において、解答に至る過程を記述させる問題構成であった。
難度については、難化した昨年度ほどではなかったが、差がつきやすいハイレベルな問題が多く見られた。
同校の特徴の一つである、出題単元の偏りは今年度も健在で、過半数を数・速さ・図形の問題が占めた。中でも、過去問の焼き直し、比を扱う速さ、正六角形を題材とした図形の出題は、伝統ある神戸女学院らしい問題と感じた。
その一方、軽減税率に関する問題も出題され、目新しさも感じる内容であった。日ごろから条件整理を丁寧に行い、採点者に伝わる答案づくりを意識した学習を心掛けたい。

神戸女学院中学部 算数分野別出題バランス
中学受験専門 進学塾「進学館」の夏期講習2020

神戸女学院中学部
国語の出題傾向・対策

ここ数年、論理的文章・文学的文章・詩が1題ずつという出題構成が続いていたが、大問3題という形は維持されながらも、詩が出題されず、論理的文章・文学的文章・文法という出題であった。
しかし、漢字が15問も出題されていたり、文法問題では小問の5問目だけが異質な出題となっていたり、読み解きづらい物語文が出題されていたりと、受験生が戸惑う点も多くなっていた上に、詩の出題が減った分、記述問題も含めて問題数が非常に多く、時間との闘いとなったと考えられる。
スピードを併せ持った確実な記述力と難解な文章を読み解く語彙力、どのような出題にも動じない強靭な精神力を鍛えておきたい。

神戸女学院中学部 国語分野別出題バランス

神戸女学院中学部
理科の出題傾向・対策

  1. 出題内容
    各分野の大問数に変動はあるものの小問数に変化はなかった。化学、生物がやや多いもののバランスよく出題された。
  2. 昨年までとの比較
    生物の正誤判定、記号選択問題が非常に難解であった。学校教科書を重視していた例年とやや異なる出題であった。化学の計算問題は例年通り得点源となり、物理の思考問題も例年と比べると解きやすいものであった。作図をすることで解答に辿り着く問題が例年以上に目立った。
  3. 対策
    体系的な知識の構築が必要である。学校教科書内容もおさえておきたい。また、記述問題ではキーワードを意識した練習を、化学は計算問題の練習を積み、得点源にしてほしい。
神戸女学院中学部 理科分野別出題バランス

神戸女学院中学部
社会の出題傾向・対策

昨年度は大問6題であったが、今年度は大問5題となっていた。しかし、小問数は昨年度の65問に対して今年度が78問と増加していた。
小問数が多くなったものの、標準レベルの知識問題を合わせ切る確実性が何よりも求められることはかわりない。
昨年度から続く特徴としては、前年にあった出来事に関する内容が出題されていることがあげられる。
今年度は「新紙幣」や「新元号」に関する出題があった。神戸女学院の社会は「学校教科書からの出題」が特徴となっているが、その中でも日々の出来事に関連する知識を深める学習をしていくことも意識しておきたい。

神戸女学院中学部 社会分野別出題バランス

なぜ進学館は合格者が多いのか?

進学館は、灘・東大寺・甲陽・神戸女学院・洛南などの難関校に毎年多くの合格者を輩出してきました。その理由のひとつは、大学受験にまで精通した「本物のプロ講師」が指導していること。保護者の皆さまからも高い評価をいただいている進学館の合格メソッドをぜひご体験ください。

\無料体験開催中/ 進学館サイトはこちら

神戸女学院中学部
入試結果:2020年度

募集人数 135名
志願者数 240名
受験者数 240名
合格者数 153名
実質倍率 1.57倍
  算   数 国   語 理   科 社   会 体育実技
受験者平均点 -/120 -/120 -/100 -/100 -/20 -/460
合格者平均点 -/120 -/120 -/100 -/100 -/20 -/460
合格者最高点 -/120 -/120 -/100 -/100 -/20 375/460
合格者最低点 -/120 -/120 -/100 -/100 -/20 249/460

※スマートフォンは横スクロールでご覧ください。

神戸女学院中学部
入試要項:2020年度

募集人数 135名
選抜方法 算・国・理・社
体育実技
・バスケットボールのシュート
[5号ボール](20秒間)
・縄とび
[二重とび](20秒間)
・マット運動
[後転]
・ハンドボール投げ
出願期間 12/25 ~ 1/9
試験日程 1/18・1/20
合格発表 1/21(書留速達・web)
  1日目 2日目
算   数 120点(50分)
国   語 120点(50分)
理   科 100点(45分)
社   会 100点(45分)
体育実技 20点
合   計 460点(190分)

神戸女学院中学部
大学合格実績:2019年度

高校卒業生:134名

国公立大学・私立大学:非公開

神戸女学院中学部
過去の入試結果データ

年  度 受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点
2016 253 162 1.56 251/460(54.6%)
2017 254 158 1.61 251/460(54.6%)
2018 248 159 1.56 268/460(58.3%)
2019 256 155 1.65 244/460(53.0%)
2020 240 153 1.57 249/460 (54.1%)

2020年度版 中学入試分析会資料進呈!!

当サイトに掲載している分析レポート(2020年度版を)無料で進呈!
さらに、入試問題と解答・解説がダウンロードできる特典もございます。この機会に是非、お申し込みください。
※進学館メインステージを受講いただいている小4~小6の方はお申し込み不要です。

いますぐ無料で手に入れる

中学受験入試分析レポート&入試問題・解説集
中学受験専門 進学塾「進学館」の夏期講習2020