神戸海星女子学院中学校 入試分析 2020年度

3科・4科選択入試2年目となった今年度は、A日程で実質倍率が1.48倍となり、昨年度の1.56倍から少し減少した。そしてB日程は1.90倍と、過去5年間で最も広き門となった。

合格者最低点はA日程で204点(360点満点)となり、昨年度からは少し低くなったが、ここ2年は「取るべき問題をきっちりと取りきる確実性」がより求められる入試となっていると言えよう。

各科目の入試問題を見ると、地道に調べ上げる問題が増えた算数、抜き出し問題の数が増え迅速な処理力が求められた国語でやや難化したが、生物の出題が目立った理科、資料問題が多く出された社会は例年通りの難度であった。
各科目とも、難問の取捨選択やどの大問から取り組むかも得点に大きく関わってくるので、過去問や類似の演習で感覚を養っておきたい。

神戸海星女子学院中学校
算数の出題傾向・対策

問題用紙3枚で、考え方や式も同じ用紙に書き込む形式は例年通りである。
大問1の小問集合では、計算問題が2題出題された(昨年度までは1題)。大問2以降は、平面図形・立体図形・速さ・数に関する問題など様々な単元からバランスよく出題された。

合格点を獲得するためには、苦手な単元を作らないことと、典型的な問題に必ず正解する確実性が求められる。今回はB日程でのみ出題された、グラフを読み取る問題の対策も引き続き入念に行いたい。日頃の学習においても、式や考え方を書いて問題に取り組み、単位のミスなど細かな部分にも注意を払って着実に得点を積み重ねることを意識したい。

神戸海星女子学院中学校 算数分野別出題バランス
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神戸海星女子学院中学校
国語の出題傾向・対策

今年度の試験も前年度同様、A・B日程ともに論理的文章と文学的文章が1題ずつ出題されている。A日程では知識問題の出題数が減り、ここ3年ほど出題が続いていた「言葉の意味を問う問題」が出題されなかった。

B日程では、例年出題されていた150字程度の記述が今年度は出題されていない。これによって、全体的な記述量が例年と比べ少なくなっている。

また、例年同様、一読しただけでは意味のつかみづらい文章も出題されており、深い読み込みが求められる。例年、両日程で字数の長い抜き出しが多く出題されるので、本文をすばやく読み取り、答えを正確に抜き出す練習を積むことが大切である。

神戸海星女子学院中学校 国語分野別出題バランス

神戸海星女子学院中学校
理科の出題傾向・対策

  1. 出題内容
    生物2題、物理1題、化学1題、地学1題の順で出題された。
  2. 昨年までとの比較
    例年通り生物のイラストから考える問題が出題された。分野は生物の割合が高く、例年4割が生物の出題である。今年度の計算問題は4分野全てから出題された。生物は標準レベルだったが、物理、化学と地学はやや難関レベルの計算であった。また、それぞれ実験やデータに基づいた問題が出題された。
  3. 対策
    基本的な知識の習得と、記述の練習が必要である。また、実験操作に関することも細かい所まで問われる。学校教科書などの写真と照らし合わせて、実験操作や生物の知識について幅広く知っておいてもらいたい。
神戸海星女子学院中学校 理科分野別出題バランス

神戸海星女子学院中学校
社会の出題傾向・対策

昨年度から算国理の3科選択が可能となり、結果それまで極めて難解だった社会の平均点が大きく上昇した。

今年度も、見た目は統計や資料を多用した「神戸海星らしさ」を残しつつも、難度としては取り組みやすいものだったと言うことができる。
差がつく地理では、大問1に見られる統計の読み取りや大問2の世界地理に関する知識が頻出なので、過去問で慣れておきたい。
歴史は標準的なレベルなので、テキストの太字事項は確実におさえておく必要がある。公民では「SDGs」や「ハラール」に関する出題がなされた。日ごろから世の中で起きている事象に意識を向けて、学習を進めていきたい。

神戸海星女子学院中学校 社会分野別出題バランス

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神戸海星女子学院中学校
入試結果:2020年度

A日程

募集人数 100名
志願者数 153名
受験者数 144名
合格者数 97名
実質倍率 1.48倍
  算   数 国   語 理   科 社   会
受験者平均点 53.4/100 63.3/100 51.5/80 53.1/80 219.7/360
合格者平均点 60.4/100 68.8/100 55.2/80 55.2/80 240.0/360
合格者最高点 96/100 89/100 71/80 73/80 290.6/360
合格者最低点 -/100 -/100 -/80 -/80 204/360

B日程

募集人数 20名
志願者数 104名
受験者数 99名
合格者数 52名
実質倍率 1.90倍

※B日程合格者数は、A日程との重複合格者を除いた数です。

  算   数 国   語
受験者平均点 60.8/100 62.1/100 122.9/200
合格者平均点 69.5/100 69.7/100 139.2/200
合格者最高点 90/100 94/100 180/200
合格者最低点 -/100 -/100 118/200

神戸海星女子学院中学校
入試要項:2020年度

  A日程 B日程
募集人数 100名 20名
選抜方法 算・国・理(・社) 算・国
出願期間 12/20~ 1/13
試験日程 1/18 1/19
合格発表 1/20(掲示) 
  A日程 B日程
算   数 100点(50分) 100点(50分)
国   語 100点(50分) 100点(50分)
理   科 80点(40分)
社   会 80点(40分)
合   計 360点(180分) 200点(100分)

神戸海星女子学院中学校
大学合格実績:2019年度

高校卒業生:139名

国公立大学への進学者数

東京大(現役)       2 (1)
京都大(現役)  3 (2)
大阪大(現役)  11 (8)
神戸大(現役) 13(11)
大阪市立大(現役  3 (3)
大阪府立大(現役)  3 (3)

私立大学への進学者数

早稲田大(現役)   8 (2)
慶應義塾大(現役)  4 (3)
関西学院大(現役)  60(57)
関西大(現役)    19(18)
同志社大(現役)   42(39)
立命館大(現役)   28(22)

神戸海星女子学院中学校
過去の入試結果データ

年  度 A日程 B日程
受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点 受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点
2016 150 106 1.42 165/360(45.8%) 100 44 2.27 108/200(54.0%)
2017 117 99 1.18 173/360(48.1%) 92 33 2.79 111/200(55.5%)
2018 124 103 1.20 168/360(46.7%) 85 41 2.07 117/200(58.5%)
2019 156 100 1.56 218.6/360(60.7%) 117 43 2.72 145/200(72.5%)
2020 144 97 1.48 204/360(56.7%) 99 52 1.90 118/200(59.0%)

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