清風中学校 入試分析 2023年度

前期、後期チャレンジ選抜は例年通り、大問1が物語文、大問2が論説文、大問3は新聞記事から指定された意味の語句を抜き出す問題が出題された。物語文では、作品について誤った読解をしている選択肢を選ぶ問題が出題されている。文章の大筋を読み違えないことが大切である。大問3は、過去問を通じて形式に慣れておきたい

前期プレミアム・理Ⅲ選抜、プレミアム最終選抜の出題形式も例年通りで、大問1に物語文、大問2に文章の要約問題が出題された。要約問題は、100～200字以内で二人の人物の意見をそれぞれ要約する形式だった。設問文の条件に従って、要点や要旨を素早くまとめる練習が必要である。

1. 出題内容
   前期試験と後期チャレンジ選抜試験はどちらも大問6題であった。プレミアム最終選抜試験は大問4題の形式であった。
2. 昨年までとの比較
   どの日程においても、実験からの考察、図やグラフからの読み取り問題が出題される。前期試験は文章が短めで、取り組みやすい問題が多い。一方、後期チャレンジ選抜およびプレミアム最終選抜試験は、前期試験よりも解くのに時間がかかる問題が用意されている。
3. 対策
   40分で小問数30問～40問を解かなければならないので、どの日程も、知識問題は早く正確に解く練習、計算問題は条件を書き出して、問題を解く練習を積み重ねる必要がある。