西大和学園中学校 入試分析 2023年度

男女共通の入試問題になって8年目。数年前までは、女子の方が合格者最低点が40~50点高かったが、昨年度は8点差とかなり差が小さくなった。

今年度の受験者数は昨年比で男子が100名減、女子が13名増であったが、合格最低点の差は10点と大きな変化はなかった。その理由は女子の合格者数が79名から91名と割合的に大きく増えたからである。

東大合格者数の急増で全国からの注目を集めている西大和学園は、男子の人気もさることながら、女子の人気が年々上昇しており、女子にとって関西トップ層の難関校である。

今年は男女ともに合格最低点が昨年比で約30点下がったが、年ごとの各教科の平均点にばらつきがあるので、志望順位が高ければ判定基準の多い4科で受験に臨みたい。

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西大和学園中学校
算数の出題傾向・対策

近年、算数の問題については取り組みやすい問題の出題割合が増え、昨年度も難問も出題されながらもバランスの良い出題になっていた西大和学園の算数。

しかし、今年度は調べ上げや、処理が煩雑な問題が多めに出題されたことにより、受験者平均が10点以上下がった。この種の問題に対しては男子最難関志望で難問に取り組むことを楽しむ算数好きの受験生も失点しやすい。

調べ上げや処理が煩雑な問題はほぼ毎年出題されるので、西大和学園志望者は考え方を見やすく書き、1回で答えを合わせる練習が必要である。あわせて競争の激しい女子は男子最難関レベルの問題に取り組んでおくことも必要な対策になる。

西大和学園中学校 算数分野別出題バランス
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西大和学園中学校
国語の出題傾向・対策

大問1に論理的文章、大問2に文学的文章、大問3に漢字の知識に関する問題と段落整序問題が出題された。

難易度や文量は例年とほぼ変わらない。記号問題は選択肢が5つあり、昨年度と比べて各選択肢の文量が増えたため、より本文の細部まで確認し、ていねいに照らし合わせる力が必要であった。

記述問題は、90字の記述問題が大問ごとに1題ずつ出題された。文中の根拠となる部分をすばやくおさえ、ていねいにまとめて解答する能力が求められる。

段落整序問題は西大和学園では頻出である。接続語や指示語に注目し、文の流れを考える習慣をつけることが大切である。

西大和学園中学校 国語分野別出題バランス

西大和学園中学校
理科の出題傾向・対策

  1. 出題内容
    例年通り、物理・化学・生物・地学から1題ずつ出題された。化学は気体の発生と性質、生物は昆虫、地学は火山と岩石がそれぞれ出題された。
  2. 昨年までとの比較
    物体の運動が出題された物理は、例年と比べて難解であった。また、昨年に続き試験時間40分に対して小問数が40問程度と適切な分量に抑えられている。時間配分など試験のテクニックに左右されず、学力そのものが測れる問題量である。
  3. 対策
    基礎的な知識、難関レベルの計算に十分に慣れておく必要がある。また、生物は実験結果の考察をする問題が多い。グラフの読み取りなど思考系の問題の演習を積んでおきたい。
西大和学園中学校 理科分野別出題バランス

西大和学園中学校
社会の出題傾向・対策

地理・歴史の出題が大部分を占めるという傾向に大きな変化はないが、公民・時事分野の出題が例年より少し多く見られた。

毎年出題される地図の読み取り問題では、等高線から標高を読み取る問題や縮尺の計算問題が必ず出題されるものとして練習しておく必要がある。

他の頻出問題として、地理では統計グラフ問題や論述問題、歴史では正誤判定問題や時代整序の問題が多くの選択肢から選ばせる形式で出題されている。ただ知識を暗記するのではなく、時代背景や用語の意味まで理解することが重要となる。時事では、記述形式の出題が多いので、日々の出来事に関する知識の蓄積も忘れずに取り組んでおきたい。

西大和学園中学校 社会分野別出題バランス
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西大和学園中学校
入試結果:2023年度

男子

募集人数 180名
志願者数 1002名
受験者数 903名
合格者数 398名
実質倍率 2.27倍
  算   数 国   語 理   科 社   会
受験者平均点 89.6/150 87.8/150 63.8/100 64.3/100 306.0/500
合格者平均点 103.5/150 98.7/150 69.8/100 69.1/100 342.1/500
受験者最高点 138/150 129/150 95/100 95/100 421/500
合格者最低点 63/150 57/150 49/100 43/100 323/500

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女子

募集人数 40名
志願者数 262名
受験者数 246名
合格者数 91名
実質倍率 2.70倍
  算   数 国   語 理   科 社   会
受験者平均点 84.5/150 98.0/150 60.4/100 63.7/100 308.3/500
合格者平均点 99.1/150 109.2/150 67.0/100 68.9/100 347.2/500
受験者最高点 126/150 134/150 84/100 85/100 400/500
合格者最低点 70/150 88/150 53/100 38/100 333/500

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西大和学園中学校
入試要項:2023年度

  男子 女子
募集人数 180名 40名
選抜方法 算・国・理(・社)
出願期間 12/5~1/4
試験日程 1/15午後
合格発表 1/16(web)
算   数 150点(60分)
国   語 150点(60分)
理   科 100点(40分)
社   会 100点(40分)
合   計 500点(200分)

西大和学園中学校
大学合格実績:2022年度

高校卒業生:375名

国公立大学への合格者数

東京大(現役) 79(61)
京都大(現役) 40(26)
大阪大(現役) 16(13)
神戸大(現役) 16(6)
大阪公立大(現役) 28 (18)

私立大学への合格者数

早稲田大(現役) 44(16)
慶應義塾大(現役) 35(15)
関西学院大(現役) 12(4)
関西大(現役) 24(9)
同志社大(現役) 87(34)
立命館大(現役) 53(20)

西大和学園中学校
過去の入試結果データ

年   度 男子 女子
受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点 受験者 合格者 実質倍率 合格者最低点
2019 960 520 1.85 342/500(68.4%) 219 37 5.92 398/500(79.6%)
2020 1010 541 1.87 325/500(65.0%) 209 43 4.86 365/500(73.0%)
2021 1047 476 2.20 345/500(69.0%) 245 70 3.50 363/500(72.6%)
2022 1003 392 2.56 356/500(71.2%) 233 79 2.95 364/500(72.8%)
2023 903 398 2.27 323/500(64.6%) 246 91 2.70 333/500(66.6%)

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